はじめに
所見の最終チェック、今まさに取り組んでいる先生も多いのではないでしょうか?誤字脱字を同僚の先生と見合っても、いざ管理職へ提出すると赤い修正がずらり…。あの落胆、経験したことがある方も多いはずです。
所見そのものをなくし、面談や日々のお便りで伝えるのが理想ですが、学校の慣習はそう簡単には変わりません。そこで、AIを活用して、すべての先生が一発で管理職のチェックをパスできる方法を紹介します。
1学期の体験談
AIはおろか、タブレットの操作にも不安があり、心配症の先生が「この前研修してもらったChatGPTって使えるのかな?」とつぶやいているのを私のアンテナがキャッチ!すかさず誤字脱字だけのチェックということで一緒にフォローしました。
ChatGPTのいいところは、良い部分をちゃんと褒めてくれること。「すごい!」と喜ぶ先生の姿を見て、少し自信がついたようで、こちらまで嬉しくなりました。
さらに、ある中学校の職員会議で校長先生が「高橋さんの所見がとても良かったです。ぜひお手本にしてください!」と話していたそうです。実はその高橋さん、私の知り合いで、AIを活用して所見を書かせたことを思い出し、なんとなく気まずくなってしまった…なんてエピソードもありました!笑
手順はたったの3ステップ
- 所見を書く
まずはいつもどおり、子どもたちの成長や学習の様子を所見にまとめます。 - ChatGPTに依頼内容を入力する
以下の内容をChatGPTに入力します:「下記の文章は保護者に子どもの学習活動の様子や評価を伝えるための所見です。小学校の管理職の視点で誤字脱字をチェックし、言い回しの不自然な点を指摘してください。おかしな点があればその箇所と修正版を示してください。」 - 所見をコピペする
所見の文章をChatGPTに貼り付けるだけ。AIが誤字脱字や表現の改善点を的確に指摘してくれます。
注意点はたったひとつ!
個人名などの個人情報を入力しないこと。 これだけは必ず守りましょう。
AIで所見作成の時間を大幅短縮!
ChatGPTを使えば、作業時間が短縮され、修正の負担も激減します。例えば「1時間かかっていた所見作成が30分で完了!」なんて声も。効率が上がり、心にもゆとりが生まれます。
80点で十分!
これだけで80点以上の所見が完成します。「自分らしさを出したい」と思う方も、最低限の誤字脱字チェックだけでも時短効果は抜群です。チェックする側もされる側も、仕事の効率がぐっと上がります。
100点の所見なんて存在しないかもしれません。保護者に伝わる“十分な”文章ができれば、それでいいんじゃないでしょうか?
おわりに
あなたは所見作成にどのくらい時間をかけていますか?ぜひコメントで教えてください!ほんの少しの工夫で校務の負担を軽減できるのは大きな魅力です。所見作成に悩む先生方が、少しでも気持ちに余裕を持てるよう、この時短術をぜひ試してみてください!
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