正直に言うと、
生成AIを広めたいのかどうか、自分でもよくわかりません。
「推進しなきゃ」と思っているわけでもないし、
革命を起こしたいわけでもない。
でも、使ってみるたびに思うんです。
これ、触らないままにしておくの、ちょっともったいなくない?
便利だから、というよりも、
“知っているのに使わない感じ”が、なんだか落ち着かない。
たぶん私は、生成AIそのものを広めたいんじゃない。
でも、みんなが普通に使い始めたら、
学校って少し変わるんじゃないかなって。
そんな未来を、わりと楽しみにしています。
まず気になったのは、著作権でした
音楽生成AIの Suno を知ったのは、全国の先生たちが作ったWebサイト集でした。

生成AIのカテゴリーにあって、
「へぇ、こんなのあるんだ」と軽い気持ちで触ってみたのがきっかけです。
そして思いました。
「出来、良すぎない?」
歌詞を入れて、ちょっと曲調を指定するだけで、
それっぽい曲が1分で完成する。
でもすぐに、別のことが気になりました。
これ、学校で流して大丈夫?
ICTが進んでから、先生たちは著作権にかなり敏感です。
私もその一人です。
だからちゃんと調べました。
利用規約を読んで、教育利用の範囲を確認して。
「教育活動内なら問題なさそうだな」
そう判断できたから、やってみようと思えました。
安心できないと、動けないですよね。
面白い。でも、それだけじゃ広がらない
正直、面白いです。
でも同時に思いました。
「これ、面白いだけだと先生たち動かないよな。」
現場は忙しい。
“すごいですね”で終わるものに時間は割けない。
だから私は、研修で発表したわけではありません。
ただ、職員室で流してみました。
生活指導の「話の聞き方」を歌にして、
昼の校内放送で流してみた。
すると。
「へぇー。」
「普通に売ってそうじゃない?」
「○○風もできるの?」
クスッと笑いが起きる。
その瞬間、思いました。
あ、これくらいの温度でいいんだ。
Google Chatも、同じでした
Google Chatが広がったときも、
「ICT改革だ!」なんて空気はありませんでした。
「タブレットだけでできる」
「ちょっと楽」
「返信早い」
それだけ。
先生たちは、
・必要感
・手軽さ
・ストレスの少なさ
これが揃うと、自然に動きます。
小難しい活用法や、
“便利なんだけどイメージ湧かない”ものには、正直ニーズがない。
これ、本当に実感です。

みんなが使ったら、何が起きるんだろう
ここからは、私のちょっとした妄想です。
もし先生全員が、普通に生成AIを使うようになったら。
通知文のたたき台。
アンケートのまとめ。
議事録の整理。
アイデア出し。
今、時間をかけている仕事の一部は、
自然と軽くなると思うんです。
すると、
「あれ?これ、本当に人がやらなくてもいいよね?」
っていう仕事が、少しずつ見えてくる。
でもそれと同時に、
「やっぱりこれは人だから意味がある。」
っていう仕事も、はっきりしてくる気がします。
子どもは、やっぱり人を求めている
授業をしていると感じます。
確かに生成AIはサポートになります。
でも、子どもは人との関わりを求めます。
自由進度で黙々とやっていても、
「丸つけして。」
「合ってるか見て。」
と、わざわざ声をかけてくる。
あれ、可愛いですよね。
子どもを見取ること。
つなぐこと。
その子の良さを引き出すこと。
ここは、今のAIには難しい。
だから私は、生成AIは“伴奏者”くらいがちょうどいいと思っています。
主役はやっぱり、人。
正直に言うと、立ち位置は変わると思う
今はまだ、生成AIを使っていると
「すごいですね」
なんて言われることもあります。
でも、みんなが普通に使うようになったら、
そんな立ち位置はなくなると思います。
でもそれ、悪くない。
むしろ健全。
そのとき私は、また次のことを考えるだけです。
役割が変わるだけ。
それなら、怖くない。
未来は、案外あっさり来る気がしている
きっとそのうち、
職員室で生成AIに話しかけるのが普通になる。
クラスに1台、学校に1台、
その学校らしいAIキャラクターがあるかもしれない。
しかも、それを作るのがめちゃくちゃ簡単になる。
それって、怖い未来でしょうか。
私は、わりとワクワクしています。
個々の子どもに合わせた教材や支援ツールを、
先生が自分で作れる時代。
悪い話じゃない。
だから私は、もったいないと思う
生成AIを使わないのがもったいないのは、
便利だからではありません。
私たちが本当にやるべき仕事に、
時間を戻せるかもしれないから。
みんなが使ったら、
AIでいい仕事と
人だからこそできる仕事
その境界が、自然と見えてくる。
大きな改革じゃなくていい。
「ちょっと便利」
「ちょっと面白い」
そこから、じわっと変わっていけばいい。
私はその未来を、わりと楽しみにしています。
たぶんこれからも、
職員室でこっそりAIに話しかけながら。
これで、
✔ 親しみやすい
✔ ちょっと笑いもある
✔ 重くない
✔ でも思想は残っている
バランスになっています。
さらにもう一段だけ「あなたらしさ」を出すなら、
家族や子どもの一言を1つ入れるのもアリです。
そこまで行きますか?



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