はじめに:なんとなく続いているアナログな習慣
「職員室の黒板に行事予定を書くのって、いつからやってるんだろう?」
気がつけば、 月初になると必ず誰かが黒板に予定を書いている という光景、どこの学校でも見かけるのではないでしょうか。
私が赴任した学校でも “行事予定係” が存在し、毎月の行事予定を黒板のカレンダーに 手書きで記入 していました。
ただ、ふと 「これ、本当に必要?」 と疑問を持った瞬間から、 校務効率化のチャンス が見えてきました。
手順はシンプル!ICTで行事予定を管理する方法
STEP 1:全員にタブレット(iPad)を配布
まずは 1人1台のiPad配布 を実現。
タブレットが全員に行き渡ったことで、行事予定を デジタル配布 する準備が整いました。
STEP 2:iPad配布+紙の掲示も併用する(最初だけ)
最初のうちは タブレットに慣れていない先生方への配慮 から、 紙の拡大印刷 も用意しました。
でも、 案外すぐに変化 が…!
「iPadの方が手元ですぐ見られて便利!」という声が続出し、
誰も紙を見なくなる まで時間はかかりませんでした。
STEP 3:行事予定はiPad配布のみへ切り替え
こうして 紙の掲示を完全廃止。
行事予定は iPad配布のみに切り替え ました。
STEP 4:Googleスプレッドシートでリアルタイム管理
次に、行事予定そのものを Googleスプレッドシートで一元管理 するようにしました。
予定が変更されたらスプレッドシートを編集するだけで、 すぐ全員のタブレットに反映!
メール配布すら不要 になり、 最も効率的な状態 へ進化しました。
黒板の行事予定が不要になった理由
① 常に最新の情報にアクセスできる
データが 自動更新 されるので、 最新の行事予定を常に確認可能!
② 時間と手間を大幅削減
黒板への 手書き作業 がなくなり、その分 教務の負担も軽減。
余った時間を 他の重要な校務 に回せるようになりました。
③ 見落とし・記入ミスの防止
誤字脱字が見つかれば、すぐに 修正して全員に即反映!
紙の配布では難しかった 正確さ も向上しました。
④ ペーパーレス化で環境にも貢献
行事予定の 印刷物がゼロに。
校務改善と SDGsの目標達成 を同時に実現できます。
まとめ:昔からの習慣にとらわれない働き方へ
「黒板の行事予定なんて、昔からあるものだから必要でしょ?」
そう思い込んでいた 当たり前の業務 を 見直してみる勇気。
そこにこそ、 校務効率化のヒント があると感じました。
ぜひ、忙しい学校生活の中でも、 ICTの力を借りて効率化 を進めてみませんか?
先生方の 時間と心の余裕 が少しでも増えるよう、ぜひ試してみてください! 😊
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