先生全員がタブレットを使うようになる方法はこれ!

• 「ICT担当だけど、なかなか活用が進まない…」

タブレットを使う必然性を作り出そう

欠席連絡の電子化の目的

これならどの先生も納得してくれますよね。実際に導入したら「朝の電話がほぼゼロになった!」と、すぐに効果を実感してもらえました。

でも実は、これにはもう1つ大きな狙いがありました。それは…

「全員がタブレットを毎日持ち歩く環境を作る」こと。

それまでは、「タブレット?保管庫に入れっぱなしだよ」なんて先生も多かったんです。でも、欠席連絡を電子化してからは「連絡を確認するためにタブレットを出さないといけない」状況が生まれ、全員が自然とタブレットを持ち歩くようになりました。

普段まったくタブレットを使わなかった先生でも、「毎朝タブレットを出す」という習慣がつくことで、少しずつ活用が進んでいったんです。これが大きな第一歩になりました。

Googleフォームで簡単に実現!

私の勤務校ではGoogleを活用しています。欠席連絡にはGoogleフォームを使って、次のような工夫をしています:

1. 保護者が簡単に入力できるフォーム

項目は名前、クラス、欠席の理由、の4つだけ。これで十分です!

2. 自動でデータ管理ができる仕組み

入力内容はGoogleスプレッドシートに自動で集計されます。これなら管理職や担任の先生もすぐに確認できて便利です。

初めてフォームを導入するときは、「ここがもう少し使いやすいといいね」と管理職や養護教諭の意見を取り入れながら何度も改良を重ねました。その結果、今では「これなしでは業務が回らない!」と言われるほどになっています。

欠席連絡の電子化で変わる現場

この欠席連絡を電子化しただけで、学校全体でタブレットの活用が自然と進みました。普段タブレットを使わなかった先生も、「あれ、意外と便利じゃん」と少しずつ他の場面でも使うように。

「使ってもらう」ためには、タブレットを使わざるを得ない状況を作ることが大切です。欠席連絡はその最初の一歩として、どの学校でも取り組みやすい方法だと思います。

まとめ

全員がタブレットを使うようになるための鍵は、「必然性」を作ることです。

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