生成AIで音楽が作れる Suno を使って、
生活指導で使う「話の聞き方」をテーマに、曲を作ってみました。
堅苦しいものではなく、
「ちょっと耳に残ったらいいな」
「なんとなく口ずさんだら面白いな」
そのくらいの気持ちです。
作ったのは5パターン。
昼の校内放送で、毎日流していました。
作っている最中に起きた、想定外のこと
音楽を作っていると、職員室で自然と声をかけられるようになりました。
「へぇー、すごいね。面白い」
「普通にシングルで売ってそうじゃない?」
「○○みたいな雰囲気の曲もできるの?」
ICT研修でも、説明会でもありません。
ただ、職員室で作っていただけ。
それなのに、
生成AIの話題が、雑談として広がっていったのが印象的でした。
「ちょっと聴いてみたいです」と言われて、その場で再生すると、
クスッと笑いが起きたり、
「じゃあ次はこんなのも作れる?」とリクエストが出たり。
気がつけば、
職員室に、いつもより少しだけ笑顔が増えていました。
「使い方を教える」より先に、「楽しそうにしている」
ICTや生成AIというと、
正しく使わせなきゃ 説明しなきゃ 研修しなきゃ
そんな空気になりがちです。
でも今回は、
楽しそうに作っている姿そのものが、いちばんの説明になっていました。
「AIってよくわからない」
「難しそう」
そんな距離感が、
「ちょっと面白そう」に変わる瞬間を、職員室で見た気がします。
劇的な効果はない。でも、それでいいと思っている
正直に言えば、
この音楽で何かが劇的に変わったわけではありません。
ただ、
1分あれば作れる 失敗しても笑える 話題になる ちょっと楽しい
その軽さが、今の学校にはちょうどよかったのだと思います。
生成AIは、
「成果を出すための道具」だけじゃなくて、
場の空気をやわらかくする存在にもなれる。
そう感じた実践でした。
先生が先に遊ぶ。それだけで、未来は変わる
子どもたちより先に、
先生がちょっと遊んでみる。
完璧じゃなくていいし、
説明できなくてもいい。
「へぇ、面白いね」
その一言が生まれるだけで、
学校の中のAIとの距離は、確実に近づきます。
ICTは、
人を忙しくするためのものじゃなくて、
人をちょっと笑顔にするために使ってもいい。
そんなことを、音楽を作りながら感じました。
もし次にやるとしたら、
また「ちょっと面白そう」から始めようと思います。


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