「先生、ログインIDとパスワードがわかりません!」
このフレーズ、授業中に何度も耳にする先生も多いのではないでしょうか。子供たちなりに工夫をして、iPadの中に写真で保存する子、クラウドにメモする子もいますが、うまくいかないことも多いものです。
学校の管理者としては、すべてのIDとパスワードをGoogleスプレッドシートで一元管理しているため、検索すればすぐに見つかります。しかし、担任の先生が授業中にすべてを把握するのは現実的ではありません。
小さな対応も積み重なれば負担が大きくなり、タイミングが悪いと授業の進行に支障をきたすことも少なくありません。
アナログな解決策:IDカードの導入
そんな問題を解決するために、あえてアナログな対応策を取り入れています。それは、IDカードの作成です。
Googleアカウントやミライシードなどのログイン情報をクラスごとにIDカード化し、リングでまとめて担任の先生に管理してもらいます。必要な時には、そのカードを子どもに貸し出せばすぐに対応できます。
IDカードの作成手順
- 元データの準備:
- 名簿やID、パスワードの一覧を作成。
- カード型データの整理:
- 別シートにカード形式の情報整理シートを作成。
- 印刷と仕上げ:
- 白画用紙に印刷し、ラミネート加工をすると耐久性もアップ。
- リングで留めて管理しやすくしましょう。
作成ツールはこちら: 下記リンクからコピーしてぜひご活用ください。
効率よく対応するコツ
アナログも便利なときがある!
すべてをデジタル化するのも良いですが、アナログの手軽さは見逃せません。それぞれの良さをうまく組み合わせ、効率よく仕事を進めましょう。
- サポートスタッフがいる場合: 単純な作業なので依頼しましょう。
- サポートがいない場合: ICT担当の先生と協力して、一人に負担がかからないように注意しましょう。
最後に:
ICT担当の先生には、こうした「ちょっとしたけど大事な仕事」が多くなりがちです。一人で抱え込まず、「自分しかできないかどうか」を見極め、積極的に周囲に頼ってください!
サンプルデータはこちら↓
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