次期GIGAスクール構想に向けた ICT端末の更新 がいよいよ迫ってきました。
1. iPadは最高の学びの道具。でも、使い方次第!
1-1. iPadは“学びの道具”。けれど…
どんなに 最高の道具 でも、 使い方次第で悪い方向にもなる のがICT端末の怖いところ。 YouTubeで動画ばかり見てしまう、関係ないアプリを開いてしまう… これって iPadに限らずどの端末でも起こり得る問題 です。
ただし、 “子どもが自分で学びを管理できる” ようになるまでは、やっぱり 発達段階に応じた制限やサポート が必要です。 学びの段階に応じた管理も、教育の一環 だと考えています。
1-2. 子どもの学びを“管理しながら伸ばす”ツール:Appleスクールマネージャー
iPadの可能性を引き出しつつ、学びを管理するための最強ツール が Appleスクールマネージャー。 使い方を制限しながら、学びを支援する機能 が豊富です。
例えば…
• 授業中に必要なアプリだけを使わせる 設定ができる
• 関係ないアプリやゲームをロックする 機能も搭載
• 端末の利用状況を確認できる ので、 「今どのアプリを開いている?」 がすぐわかります
つまり、 学びを管理しつつ見守れるツール としてはこれ以上ない強力なサポート役です。
この最強ツール「Appleスクールマネージャー」については、また別の記事で詳しく解説しますね!
2. iPadが教育現場に最適な理由
① 直感的な操作が抜群!
• 小学生にとっては 「触って覚える」 のが一番。
• iPadは 画面を直接タッチして操作 できるので、 タップ・スワイプ・ドラッグ といった基本操作も すぐにマスター!
• 「説明するより触らせた方が早い!」 と感じる先生も多いのでは?
② パームリジェクションが“紙と鉛筆の感覚”を再現!
パームリジェクション機能 とは、 タッチペンを使うときに手のひらを画面につけても誤作動しない機能。これがあるから、 紙と鉛筆で書くときと同じ感覚 で 手をつけて安定して書くことができます。
なぜ手をつけるのが大事?
ノートに鉛筆で文字を書くとき、手を浮かせて書く子ってほとんどいませんよね? 手をノートにつけた方が書きやすく、安定するから です。それと同じように、iPadなら 手を画面につけたまま字を書けるので、字形が安定し、誤作動がなくなります!
こんな場面で活躍!
• 図工の授業: 手を置いて 絵を描いたり色を塗ったり できるので、 紙に描くのと同じ感覚 で表現できます。
• 算数の授業: 筆算を書くとき、 手を置きながら数字を書ける ので 計算がスムーズに進む し、 書き損じが減る のもポイント。
• 国語の授業: 漢字の書き取りでも、 鉛筆でノートに書くような感覚 で、 正しい書き順と字形の練習 が可能です。
• 特別支援教育: 手先が不安定な児童も 安心して書ける環境 を作れます。 誤作動を気にせず、集中できるのは 学びの自信 につながります!
③ カメラ機能が超気軽!
iPadの カメラ機能 は 「撮る」「見る」「送る」が超スムーズ。 「ちょっと記録したいな」 という場面で大活躍します。
こんな場面で便利!
• 理科の観察学習: 植物の成長や天気の様子を 写真や動画で記録。
• 図工の作品撮影: 作った作品を デジタル作品集として保存・共有。
• 発表活動の記録: プレゼンや発表の様子を撮影し、 振り返り教材として活用。
④ 計測アプリが意外と便利!
iPadには Apple純正の「計測」アプリ が標準搭載されています。 iPadが巻き尺代わりに!
使える場面!
• 算数の長さの測定: 「この机、何センチある?」 といった場面で長さを測れます。巻き尺や物差しを忘れても iPadがあればOK!
• 図工や理科の作業: 工作物の寸法測定 など、 物の大きさを正確に把握 するのに役立ちます。
結論 ~ 管理しながら、学びの力を引き出そう! ~
iPadは 最強の学びのツール ですが、 成長段階に応じた管理やサポート も欠かせません。
Appleスクールマネージャー のような管理ツールを活用し、 管理しながら学びを広げる仕組み を作れば、 児童の可能性を最大限引き出す環境 を整えられます。
「管理する」と聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、子どもの成長を支えるための“見守り”だと思えば、気持ちも少し楽になりますよね!
慌てず焦らず、一歩ずつ進めていきましょう!