Google Chatで
校内連絡を変える

LINEのような手軽な校務連絡から、締切掲示板と連動した自動通知まで。 学校で実際に使った流れと仕組みをまとめます。

一つの校内連絡が複数の端末へ確実に共有されるイメージ
流れる連絡と、残す情報。役割を分けると見つけやすくなる。

Google Chatは日常の短い連絡に使い、流れて困る締切はポータルの一覧へ残すと、情報を探しやすくなります。 本校ではスマートフォンやタブレットから連絡を確認し、リアクションやGoogleドライブの資料共有にも使いながら、 締切情報だけは専用スペースと掲示板を組み合わせました。

複数の先生が端末で連絡を確認し合う場面
日常の連絡はChatで素早く、締切は流れない一覧でも確認できるようにする。
この記事の結論

Google Chatの手軽さを日常連絡に活かし、流れてしまう締切情報は ポータルの一覧と「新規登録時・締切当日」の自動通知で補います。

01

締切情報が流れてしまった

本校ではGoogle Chatを日常的な業務連絡に使っていました。当初は、ほかの業務連絡と同じ スペースへ締切情報も投稿していましたが、「締切の情報だけは分けてほしい」という意見を受け、 締切専用のスペースを設けました。

専用スペースを作っても、投稿が流れると締切情報を探すのが大変でした。

そこで、ポータルサイトにスプレッドシートで作った締切掲示板を置き、 締切を一覧で確認できるようにしました。「締切のときにお知らせしてくれるのですか?」 という先生の声をきっかけに、締切当日の自動通知も作りました。

02

Chatと掲示板の役割を分ける

今、知らせるGoogle Chat
  • 当日の変更
  • 短い確認
  • 新しい情報の通知
後から探すポータル・掲示板
  • 締切の一覧
  • 手順やマニュアル
  • 繰り返し使うリンク
正式に残す校務支援・文書
  • 正式な記録
  • 承認が必要な内容
  • 保存義務のある情報

Chatだけで締切を伝えると、時間がたつほど上へ流れて見つけにくくなります。 一覧はポータルの締切掲示板に残し、Chatには新規登録時と必要な時点だけ通知する形へ変えました。

03

Google Chatが校務で便利だった点

パソコンを立ち上げなくても、タブレットやスマートフォンのアプリから連絡を確認できます。 授業の合間にも確認しやすく、通知によって急ぎの連絡にも気づきやすくなりました。

グループで共有共通連絡や行事、管理職からの連絡
リアクション了解・確認済みを簡単に伝える
資料を共有Googleドライブのリンクやファイルを共有

写真、資料、ドキュメントをその場で共有できるため、教材の場所を尋ねたり、 会議中に必要な資料を確認したりする場面でも活用しました。

04

学校で活躍した場面

授業準備中教材の場所を写真やリンクで共有

「次の授業の教材がどこにあるか分からない」というときにも、その場で確認できます。

  • 会議の進捗や次の議題をグループで共有する
  • 必要な資料やドライブのリンクを共有する
  • リアクションで「了解」「確認済み」を伝える
  • 締切連絡は専用スペースへ分ける

Googleサービスと連携できることも、校務で使いやすかった理由の一つです。

05

締切掲示板と自動通知

締切専用スペースを作っても、投稿が増えると古い期限は見つけにくくなりました。 そこで、Googleフォームで締切を登録し、スプレッドシートを一覧表としてポータルへ表示する仕組みにしました。

1フォームで登録見出し・期限・詳細・登録者
→
2掲示板へ保存締切を一覧で確認
→
3Chatへ通知新規登録時・締切当日

フォームには「見出し・締切日・詳細・登録者」を用意します。 通知文は短くし、詳しい説明は掲示板で確認できるようにします。 実際の運用では、新しい締切を登録したときと締切当日の2回に通知しました。

通知は多ければよいわけではありません

新規登録、期限前、当日と何度も送ると、重要な通知まで読み飛ばされます。 締切の重要度と必要な準備期間に応じて、通知回数を決めます。

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自動化の仕組みと注意点

実際の運用ではGoogle Apps Scriptを使い、フォーム送信時と毎日の時刻トリガーで処理を動かし、 Google ChatのスペースへWebhookで投稿していました。仕組みは次の二つに分けると管理しやすくなります。

フォーム送信時新しい締切を知らせる

登録内容を受け取り、対象スペースへ一度だけ投稿します。

毎日の定期確認期限が近い項目を知らせる

未完了の一覧から日付を確認し、条件に合う項目だけ投稿します。

掲示板だけ改行を取り除く

詳細欄に改行が多いと、掲示板の行の高さがばらばらになりました。一方、Chatの通知は改行がある方が読みやすいため、Chatには改行を残し、掲示板のシートだけGASで改行を半角スペースへ置き換えました。

実際に使った通知フォーム送信時の新規通知 + 締切当日のリマインド

スプレッドシートの締切日と当日の日付が一致した項目を、専用スペースへ投稿します。

07

この仕組みで得られたこと

  1. 締切を一覧で確認流れてしまう情報をポータルの掲示板で探せます。
  2. 締切当日に通知うっかりした見落としを防ぎやすくなりました。
  3. 手動通知を削減登録後はGASが新規投稿と当日の通知を行います。
  4. 掲示板を見やすく改行を整理し、一覧の行の高さをそろえました。

「前は締切を忘れて慌てることが多かったけど、今は通知がくるから便利」という先生方の声もありました。

08

実際の手順

Google Chatの手軽さとGoogleサービスとの連携を活かし、締切情報だけは一覧と自動通知を組み合わせたのが、ここで紹介する実践です。

FAQ

よくある質問

Google Chatだけで締切管理をしてもよいですか?
Chatの投稿は時間とともに流れるため、締切一覧はポータルや掲示板へ残し、新規登録時や締切当日の通知にChatを使うと探しやすくなります。
授業中に通知内容を児童へ見られないようにできますか?
端末側の通知設定で通知は受け取りつつ、内容のプレビューを表示しない設定にできます。iPadをスクリーンへ投影する場面では、事前にこの設定を確認すると安心です。